【ビデオの内容のテキスト版】

語り手:
一般財団法人YS心の再生医療研究所の所長
マイク岡本

Q:現在引きこもりのご家族がいらっしゃったりとか
お子さんがいらっしゃったりとかっていう方に対しては
うつの症状だったりとかと相関性があるかなと思うのですが、
そのあたりはいかがでしょうか?

そうですね。
一般にこの引きこもりを統計でいうと100万人以上といわれてます。

詳しいデータでいいますと例えば小中学生で引きこもってらっしゃる方が18万人とか高校生で5万人で、いわゆる30代末、40代未満の方の引きこもりと40代以上のひきこもりの方っていうのが数値的には後半の人の方が多いんですね。

今は8050の問題とかありますけれども、
その引きこもりというもの、あるいは引きこもりになるその前哨戦というとちょっと変ですけど、だいたい不登校っていう症状があった方が続いて何年もなっちゃうケースが少なくない。
この引きこもりとか不登校っていうのは病名ではないんですね。

病名ではないんです。

そういう症状が出ているというだけのことで、一般に引きこもってらっしゃる方や不登校の方というのは積極的にクリニックに行かれることはないんですけれど、これも研究の結果、引きこもっていらっしゃる方や不登校の方を診断するとだいたい8割くらいの方は病名がつくと言われてます
うつ病だったりとかパニック障害だったり対人の恐怖とか気分障害とか社会不安障害っていうのが当てはまると言われています。
ですから、この教室へ皆様にお伝えできるのは根本的に患者様というか、引きこもってるお子さんやご家族の方を実際にこのメソッドで完全に寛解することが可能ですし、そこに至る経緯と具体的にはどういう仕組みなのかをまた佐藤先生に説明いただければと思います。

Q:引きこもりとか不登校というのがそれだけ100万人以上の方達がいらっしゃるにもかかわらず解決できないのかというところに関しては、どのようにお考えですか。

そうですね。
一般的には何か症状が出ている方っていうのは病院やクリニックに受診をするっていうのが通説だと思うんですけど

引きこもっていらっしゃる方とか不登校の方っていうのは強制的でない限り、なかなか行くことはない。
受診をするっていう機会はまずない。

それがまず一つですね。

それがなぜ引きこもるのかっていう、そういう結果が出るところの、
根本的な理由というのが解明されているといいますか、一般的には打つ手無しです。
精神科の範疇ではないので。

なかなか、そこでのやりとりがなかなかスムーズにいかない。

ですからお薬を飲んでもらうこともできませんし、

じゃぁ、行ってカウンセリングといっても
なかなか当人が話をしたくない。

別にそこに行ってお話しできる機会もないか、
なので、現状は解決策がないというふうに言われています。